メール技術の教科書に助けられた

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はじめに

メールの文章術や、Gmai、Outlookなどメールソフトについて書かれた本はたくさんあります。

でも、メールの技術的な内容について、日本語で書かれた本は今までありませんでした。

そこで登場したのがこの本です。

メール技術の教科書 増井 敏克 | Amazon

この本は私にとって待望の本で、とても役に立ったので紹介したいと思います。

数年前

数年前、私はメール配信について悩んでいました。

リリースしたばかりのサービスで「メールが届かない」と言われることが多くあったからです。特に携帯キャリアのアドレスへのメールが届かないと言われていました。

しかし、周囲にメール技術について詳しい人がいなく、情報源はネット上のブログのみという状況でした。

ブログで得た付け焼き刃な知識でなんとか対応していました。

もちろん書籍も探しました。ですが、日本語でメール技術について書かれた本はなく、やっぱり技術ブログを読み漁る日が続きました。

メール技術の教科書

そんな中、去年に翔泳社さんから メール技術の教科書 が発売されました。

メールの基本的な仕組みから、セキュリティ、大量配信する時に知っておくべき心得など応用的な内容まで網羅的に書かれている本です。

この本のおかげで SPF、DKIM、DMARC やメールヘッダーの読み方などについてきちんと理解することができました。

やっぱり、情報がきちんと整理されていて、深く掘り下げられているところは、本ならではの良さだなとあらためて実感しました。

とてもオススメです。今でもメール技術について書かれた唯一の本だと思います。

メール技術の教科書 増井 敏克 | Amazon

この記事を書いた人

かい (@takasqr)

ソフトウェアエンジニア。個人的にアプリを作って得た知見をブログに書いています。